情報理工学部の伊藤慎一郎准教授と情報理工学部、生命科学部の学生3人が、最新のデジタル工作機器を使って「ものづくり」に取り組める学びの場「ファブスペース」主催の企画として、京都産業大学すみれ幼稚園の年長組園児の約60人を対象に3Dプリンタやレーザーカッターを用いたデジタルファブリケーション体験イベントを同園にて開催しました。
イベントは、園児にデジタルデータをもとに創造物を制作する技術であるデジタルファブリケーションに触れる機会を創出することを目的に開催し、3Dプリンタによる立体造形の実演と、レーザーカッターの加工物を用いた遊びを園児たちは体験しました。
3Dプリンタ実演&デジタル工作機械体操
3Dプリンタによる実演では、キャンパスから持参した3Dプリンタを用いて、園名である「す」「み」「れ」を実際にそれぞれ造形し、その様子を園児に観察してもらいました。3Dプリンタの名称を知っている園児は数人いたものの、実際に稼働する様子を初めて見る園児たちは、それぞれの文字が造形される様子を興味津々に見ていました。また、ファブスペースと情報理工学部の学生らが考案した、小さな子どもでもデジタル工作機器がわかるように体を動かしながら学べる「デジタル工作機械体操」も行いました。普段目にする機会のないデジタル工作機器の動きを真似ながら、園児らは楽しく体を動かしていました。
「デジタル工作機械体操」動画