先端情報学研究科博士後期課程の学生が音学シンポジウム2025にて優秀発表賞を受賞!


受賞した滝沢さん

2025年6月13日(金)、14日(土)に早稲田大学で開催された音学シンポジウム2025において、先端情報学研究科博士後期課程2年次生 滝沢力さん(平井研究室)の研究発表「言語非依存な口真似による効果音合成手法PronounSEの評価」が、優秀発表賞を受賞しました。

滝沢さんの研究は、ボイスパーカッション的なリアルな口真似音声を元にして効果音を合成する生成AI技術(手法の名称 PronounSE)です。今回の発表は、その合成される効果音について、口真似する参照音と合成音との比較評価や、同様のことができる他の技術との比較評価を行った結果についてポスター形式で発表したものです。

音学シンポジウムは毎年東京で開催され、音(音楽含む)に纏わる様々な科学および技術について招待講演やチュートリアル講演をシングルセッションで2日間に渡って行うものです。その中で、研究発表をポスター形式で行う時間帯があるシンポジウムです。今回の音学シンポジウム2025では、計84件のポスター発表の中から滝沢さんの発表を含む3件が優秀発表賞として表彰されました。

発表露文 言語非依存な口真似による効果音合成手法PronounSEの評価
論文著者 滝沢 力 (京都産業大学/産業技術総合研究所)
平井 重行 (京都産業大学)
金崎 朝子 (東京科学大学)
須田 仁志 (産業技術総合研究所)
発表学会 音学シンポジウム2025
受賞内容 優秀発表賞

研究プロジェクトのページ;
PronounSE:表現ニュアンスを含めた非言語的口真似音声からの効果音合成

以下に発表時や表彰式の様子、および表彰状を載せます。


概要発表時の様子

ポスター発表時

優秀賞の発表

表彰式の様子

優秀発表賞の賞状


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