第4回デジタルコンテンツコンテスト

 2007年秋学期に実施したコンテストの審査結果作品募集の情報を載せています。

注)この時点では、まだコンピュータ理工学部は発足しておらず、理学部コンピュータ科学科主催として実施していました。


審査結果

 応募作品が2作品しかなかったのですが、どちらもかなり気合いの入った作品であり,審査の結果、両作品とも最優秀賞として表彰しました。

最優秀賞

「OS作成入門者のためのプリエンプティブマルチタスクOS」
(プログラム作品)[講評]
作者:川部祐介(理学部コンピュータ科学科)

最優秀賞

「circle」(Flashムービー作品)[講評]
作者:足立麻衣(理学部コンピュータ科学科)

各作品の講評

最優秀賞「OS作成入門者のためのプリエンプティブマルチタスクOS」(プログラム作品)
 丸いウィンドウを表示させたいという動機から、結局はブート可能なOSそのものを作成し、ウィンドウ管理システムをそれに載せた自作OS作品です。マルチタスクなどの機能を実現してあり、4000行ほどとプログラムのボリュームも相応に大きく、パソコンのハードウェア制御の情報を調べ上げたり,OSの基本機能をよく理解した上で,それら機能をまとめあげて一つの形にしたことを大きく評価しました。
最優秀賞「circle」(Flashムービー作品)
 インタラクティブ性はなく、ただ映像と音楽が流れるものですが、動きと音楽の同期、場面転換を含めて鑑賞作品としての完成度が非常に高く、その点を評価しました。なお、BGMは自作ではありませんが、ネットワーク上で再利用可能として公開されているものを選んでおり,著作権上の問題もクリアした上で制作されています。

総評

 作品応募総数が2点とこれまでで一番少ない状況でしたが,2点ともかなりの力作であり、応募してくれた学生には感謝します。
 応募作品の内訳は、プログラム作品1点(しかもOperating System!)、Flash作品1点というものでした。Flash作品の応募者はこれまでも何度も作品応募してくれている学生ですが、今回の作品はこれまで以上に気合いを入れて制作したとのコメントがあり、作品を鑑賞するとそれが伝わってくる内容でした。その点を大いに評価して最優秀としました。
 一方のソフトウェア作品は、学部生が応募するものとしては普通ではないレベルの作品が応募され、審査するほうが驚いたというものでもあります。コンピュータの専門の勉強をしている学生として、自分の目標(野望?)を実現すべく、大学で学ぶ以上のことを自力で調べ上げ、実現している点は大いに賞賛されるべきものです。そういった意味も含めて最優秀としました。
 これからもこれら作品のように、質の高い,また熱意が伝わるような作品が応募されることを願います。


作品募集