第9回デジタルコンテンツコンテスト

 2010年春学期実施のコンテストの審査結果作品募集の情報を載せています。


審査結果

コンピュータ理工学部主催の第9回デジタルコンテンツコンテストが実施され、今回は応募作品の中から最優秀賞1作品、優秀賞1作品、審査員特別賞1作品、佳作1作品、の計4作品を表彰しました。

最優秀賞(1作品)
最優秀賞
「スタイラ棒」
(Flashゲーム作品)

作者:川嵜 雅央 (コンピュータ理工学部)



優秀賞(1作品)
優秀賞
「Clip Boarder」
(iPhoneアプリ作品)

作者:伴野 貴之 (工学研究科 情報通信工学専攻)



審査員特別賞(1作品)
審査員特別賞
「Pop Life」
(音楽アルバム作品)

作者:寺岡 明人 (外国語学部 英米語学科)



佳作(1作品)
佳作
「echo, cut, echo, cut」
(音楽映像作品)

作者:早川 聖朋 (経営学部 経営学科)



表彰式の様子
表彰式の様子

各作品の講評

最優秀賞「スタイラ棒」(Flashゲーム作品)
「電撃イライラ棒」ライクなものをFlashアプリとして実装したもので、オリジナルのイライラ棒を知っていれば、ゲームルールは非常にわかりやすく単純です。Webカムの前で何かしらの目立つ色の物を持って動かせば、画像処理によってそれがゲームのコントローラとして機能し、ゲーム画面上の対応する位置にマーカが表示されるというものです。画像処理の実装の未熟さや曖昧さがあるものの、それが逆に適度なランダム性として操作の困難さとなり、ゲームの演出に貢献しています。元々はAO入試の応募作品として制作されていたもので、ゲームシステムの基本部分は特に変化はないとのことですが、ユーザ登録やスコアランキング、難易度設定などの機能が追加され、ゲームとして楽しむための要素が格段に増しています。作品の説明書も良く書けており、ゲームそのものの作り込みや完成度の向上などを合わせて評価し、最優秀賞としました。
優秀賞「Clip Boarder」(iPhoneアプリ作品)
iPhoneの貧弱なコピー&ペースト機能を補おうとしているクリップボードとして利用できるシンプルなスタンドアロンアプリケーションです。他人にとっての役立ち度合いや使い勝手がどれくらいあるかは未知数ですが、ユーザインタフェースが独自に実装しており、見た目や動作としても不思議なものになっています。ただ、UIのパーツ(コントロール)自体をも自作して試そうというエンジニアとしての心意気や努力は評価され、優秀賞となりました。今後は、見た目も操作感も向上することを願います。
審査員特別賞「Pop Life」(音楽アルバム作品)
曲数が19曲もあるDJ音楽アルバムとして制作されたものです。FunkやR&B素材をふんだんにつかったポップでノリのいい楽曲が多く、アルバム全体を通してとても聞きやすい作品として仕上がっています。それゆえ、音楽としての聴きやすさを中心に評価は高かったのですが、作品制作過程を考えると、アナログターンテーブルとミキサーを中心に演奏・制作しているため、デジタル技術を利用した度合いがかなり低いものと思われます。ただ、その完成度の高さや力作であるという判断から、審査員特別賞を授与するということになりました。応募に関しては、作品説明の記載がもっとあればよかったです。
佳作「echo, cut, echo, cut」(音楽映像作品)
映像はポップでわかりやすく、音楽も聞きやすい作品に仕上がっています。ただ、絵の素材の配色がポップである反面、素材そのものに似つかわしくないという雰囲気もあります。そこが表現としてのポイントかもしれませんが、映像・音楽ともクオリティが高いと言えるだけに、作品意図・メッセージのわかりにくさを感じる審査員も多かったことから、佳作という判断となりました。

総評

今回は19曲にも及ぶ音楽アルバム作品や、遊べるように作り込みがされているゲームなど、比較的質の高い力作揃いでした。毎回毎回様々な作品を応募してきてくれるので審査員も楽しみにしています。今回はソフトウェア開発が絡む作品が2つありましたが、コンピュータ理工学部の学生からはもっと普段から何かアイデアを出して開発に取り組んで欲しいと思っています。また、次回も様々な学部からの様々な作品が応募されることを願っています。


作品募集

作品(ジャンル・種類を問わず)を募集して、応募作品の中から優秀作品を選出・表彰します。優秀作品には賞状と副賞を授与しますので、個人・部活・サークル・グループを問わず、奮って作品を応募して下さい!

募集作品の例
イラスト、ポスター、CGアニメ、Flashコンテンツ、Webページ、映画、ショートムービー、ゲーム、コンピュータ音楽、DJ/VJパフォーマンス、ガジェット、インスタレーションなどのメディアアート、その他インタラクティブなコンテンツやシステム、ソフトウェア作品などなど…(とにかく、作品制作か作品鑑賞にコンピュータ(パソコンに限らない)を利用したものであれば何でもOK!)
優秀作品の賞とその副賞
  • 最優秀賞(1作品):賞状ならびに副賞(5万円分の図書カード)授与
  • 優秀賞(2作品程度):賞状ならびに副賞(1万円分の図書カード)授与
  • 応募資格
    本学学生の個人もしくはグループ(クラブ・サークルなど団体でもOK)
    応募締切
    2010年7月26日(金)18:00まで(10号館1F教学センター(理工系窓口)へ提出)
    応募作品の提出条件について
    1. PCで鑑賞可能な作品の場合は、CD-RかDVD-Rで提出して下さい。インスタレーションやガジェットのような装置、紙面で印刷した物が作品である場合は、提出可能であればその物自体を提出すうるのでも構いません(返却要相談)。作品自体の提出が困難な場合は、紹介ムービーをCD-RやDVD-Rに収録して提出するのでもOKです。
    2. 作品コンセプトや内容・制作過程の説明文書を紙面に印刷して付けて下さい(作成文書もCD-Rに収める)。この文書には、作品制作環境(マシン環境やソフトウェア等)も記載して下さい。また、その他の技術的な苦労、テクニックなどアピールポイントはいくら書いてもOKです。
    注意
    優秀賞などは対象作品なしとなる場合もあります。