2022年6月6日(月)および6月7日(火)に、本学部の学生VR作品、および研究室にて研究目的で作成しているハードウェア類について、学内展示および体験してもらうイベントを企画し、展示を実施しました。情報理工学部と聞けば、ソフトウェアやアプリなどのことをイメージする方が多いと思われるなか、ハードウェアに関連することも教育研究として扱っており、学生の自主製作としても、研究としても行っていることを学内で知ってもらう機会となりました。
今回展示した作品は次の3点です。
- 人類山化計画(人類山化委員会:B4西本、B3荒木、B3杉谷)
- ANTAM-Q(永谷研による研究)
- 人工大理石透過型LEDタッチディスプレイ(平#研および蚊野研による研究)
これらについて、6月6日(月)は、主に情報理工学部の学部内向けの展示として、14号館1Fのファブスペース RE:DIRECTIONにて展示しました。また、6月7日(火)は京産大の他学部の学生や教職員向けに、天地館1Fのロビーにて展示しました。その時の様子(写真)を以下に載せます。学部内および他学部、教職員の方々にいろいろと体験してもらいました。特に、人類山化計画は、VR作品であるため、自身で体感しないとその面白さがわからないのと共に、国内外で幾つも受賞した作品である点も知ってもらうべく展示しました。他の2点については、研究として製作しているものであり、その研究背景や成果自体を知ってもらうための展示でした。
今回は、特にハードウェア製作に特化したものを中心に展示を行いましたが、もちろんソフトウェアやアプリケーション、ファブリケーション、デザイン、脳科学に関する内容も情報理工学部としては扱っていますので、それらに関する学内展示の機会も作っていきたいと考えています。他学部の活動や教育研究内容を学内でも知らないことや、学部内であっても知らない学生もいることから、そういったことを少しでも知ってもらう機会として、そしてワンキャンパスを謳う大学として少しでも学内の交流や他学部とのコラボレーションが生まれる機会を増やす活動として、今後も展示イベントを企画していく予定です。