技術評論社のサイト gihyo.jp にて、安田豊准教授によるインタビュー記事が2024年3月21日に公開されました。
高性能・高効率なAIチップ“MN-Core 2”の設計アプローチ ― Preferred Networksによる新しいハードとソフトの役割分担
記事は、日本を代表する深層学習技術の企業Preferred Networks社(PFN)が開発したAI向けプロセッサ「MN-Core 2」に関するものです。MN-Core 2は深層学習の行列演算処理に特化したプロセッサで、AIの学習・推論に利用できます。コンピュータ上での深層学習の内部処理について、その実態を踏まえた上でのチップ(ASIC)の設計方針や、ソフトウェア企業ならではのアプローチによる開発が、記事ではインタビュー形式で書かれています。
なお、Preferred Networks社のサイトに、MN-Coreに関する情報が掲載されていますので、そちらもご覧ください。
安田准教授は、これまでもAIプロセッサの設計・開発企業やAI関連基盤技術の取材記事を幾つも執筆しています。下記の記事もぜひご覧ください。
- ディープラーニングの未来:東大とMorphoが目指す次のAI社会(2023年4月28日公開)
- RISC-Vの進化を牽引するEsperantoの挑戦。シンプルなアイデアと実装の困難さ
―Dave Ditzelへのインタビュー(2022年9月30日公開) - Cerebras Systems社訪問レポート ― Wafer Scale Engineのその先へ、史上最大のチップを作るだけで終わらない彼らの挑戦(2022年9月22日公開)
- Cerebrasの新しい挑戦 ― データフローマシンとして流体力学問題を解く(2021年4月12日公開)
- ウェハースケールCPUの誕生 ― Cerebrasのクレイジーな挑戦(2020年1月31日公開)