M2山本君(林原研)が国際会議AINA2017のワークショップでBest Paper Award受賞!

 国際会議IEEE AINA 2017のワークショップにおいて,本学大学院先端情報学研究科博士前期課程2年生の山本佑太君(林原研究室)がBest Paper Awardを受賞しました.
 IEEE AINA 2017は今回で31回目を数えるネットワークとそのアプリケーションに関する国際会議で,2017年3月27日〜30日に台北市(台湾)で開催されました.本会議では163の論文(採択率28%)が発表され,並行して行われる15のワークショップにおいて129の論文が発表されました.なお,先端情報学研究科博士前期課程1年の信貴賢也君の論文も本会議にて発表されています.

発表論文 Merging Topic Groups of a Publish/Subscribe System in Causal Order
著者 Yuta Yamamoto, Naohiro Hayashibara
発表学会 The Workshop of the 31st IEEE International Conference on Advanced Information Networking and Applications (WAINA-2017)
場所 台北市,台湾(淡江大学)
【論文の概要】
 本論文ではメッセージ順序を考慮したP2Pネットワーク向けのPublish/Subscribeシステムにおいて,物理的にネットワークパーティションやその修復が行われた場合でも,各Subscriberにおいて因果順序(causal order)に基づくメッセージ配送を行うアルゴリズムを提案しています.実機を想定した実験において,全ノード数500,メッセージ数10,000の規模でも現実的な時間(2秒以下)で提案アルゴリズムが動作することを確認しています.


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