安田准教授によるオープンソースなプロセッサに関する記事が公開

 2019年9月9日に、技術評論社のサイト gihyo.jp にて、安田豊准教授執筆のインタビュー記事「Wave Computing(MIPS)とEsperanto Technologies(RISC-V)への取材を通して見た,オープンソースプロセッサというムーブメント」が公開されました。
 オープンソースによる技術の共有と発展は、ソフトウェアを中心として今のインターネットの様々な技術やソフトウェア開発市場、またITエンジニアのスキルや開発スタイルなど多くの物事へ寄与しています。また、ArduinoやRaspberry Piといったボードマイコンの形でのオープンソースハードウェアの出現により、電子工作ブームが起こるなど単なるソフトウェアだけに留まらない動きとして拡がっています。このようななか、最近話題のRISC-Vを含めてCPUそのものの設計にもオープンソースの流れが浸透し、技術の進展やビジネスのあり方としてオープンソースは無視できない状況となっています。
 今回の安田准教授の記事は、そのような流れの中で、CPUアーキテクチャのうちのMIPSとRISC-Vに関する企業へインタビュー取材した内容を中心に、CPU(プロセッサ)自体もオープンソースの流れにあることを記しています。プロセッサもOSもミドルウェアもアプリケーションも様々なものがオープンソースで構成される世界、そして、ハードウェアの用途や性能についても鍵を握るのがソフトウェアであるとの話がインタビュー内容からわかります。
 ぜひこのインタビュー記事をご覧下さい。


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