コンピュータ理工学部シンポジウム開催(9/29)


 脳の働きを計測する機器が目覚ましい発展を果たし、この数年で脳科学という研究分野がとても身近な存在になりました。
 本学でも脳科学に取り組む複数の研究室が活躍中です。また、生活の中のあらゆる場所にコンピュータが存在して日常生活をサポートしてくれるようになるユビキタスコンピューティング技術の普及も目前に迫っており、この分野でも本学の複数の研究室が精力的に取り組んでいます。
 このたび、これらの学術・技術分野と深い関係のある錯視の研究とウェアラブルコンピュータの研究で活躍中の二人の先生をお招きして、コンピュータ理工学部のシンポジウムを開催します。

 錯視は人間の脳の働きの不思議の一つであり、これを解明することで色々な脳の働きの謎を解く手がかりが得られると期待されています。
 ウェアラブルとは身につけるという意味ですが、どこにでもあるという意味のユビキタスと対をなす言葉で、今年大きな話題となったグーグルグラスに代表される眼鏡タイプのカメラやディスプレイなどと一緒に身につけるコンピュータなどを総称する言葉です。我々の生活をより豊かなものにする技術として期待されています。
 これらの分野の研究者のコラボレーションによって、どんな未来を切り開いて行くことができるのか、そういうことをそれぞれの思いを込めて語り合う場にしたいと考えています。

開催概要

日時 平成25年9月29日(日)13:00~(受付開始 12:30~)
場所 京都産業大学壬生校地むすびわざ館 2階ホール
〒600-8533 京都市下京区中堂寺命婦町1-10
むすびわざ館へのアクセス
対象 高校生・受験生、研究者、社会一般
参加費 無料
参加申込 申込期間:8月28日(水)~9月24日(火)24:00まで
(定員になり次第、締め切らせていただきます)
シンポジウム申し込みページ

内容

講演
  • 「錯視と脳と視覚心理学」
    北岡明佳氏(立命館大学文学部心理学専攻教授)
  • 「ウェアラブルコンピュータ:健康、アート、パフォーマンス」
    寺田努氏(神戸大学大学院工学研究科准教授)
  • 「近未来ユビキタス住環境とITの浸透」
    平井重行(京都産業大学コンピュータ理工学部准教授)
パネルディスカッション「脳と心とIT」
  パネリスト:北岡氏、寺田氏、
        平井、田中宏喜(京都産業大学コンピュータ理工学部准教授)
  コーディネータ:上田博唯(京都産業大学コンピュータ理工学部客員教授)

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